視野欠損ナビ【看護・介護サポート】

網膜剥離の患者さんのフィジカルアセスメント

(1) 問診

 

まず、問診を行ないます。

 

・視野欠損があるかどうか、範囲は? 発生時期は?

 

・視力低下や見えにくさがあるかどうか、範囲は? 発生時期は?

 

・メガネやコンタクトレンズを使っているかどうか、近視なのか、乱視なのか、遠視なのか。

 

・飛蚊症があるかどうか、その程度は? 発生時期は?

 

・光視症があるかどうか、その程度は? 発生時期は?

 

・外傷があるかどうか、ある場合は、いつ起こったのか、状況は?

 

・既往歴

 

・日常生活状況

 

・疾患への理解度

 

(2) 視診

 

次に視診を行ないます。

 

・表情や視線

 

・視野欠損の範囲

 

・視力

 

・眼底の観察(裂孔があるかどうか、円孔があるかどうか、網膜剥離があるかどうか)
 * 患者さんに余裕があれば行ないます。

 

・外傷があるかどうか、ある場合は、その程度や範囲

患者さんに症状を自覚してもらう

患者さんが自覚している欠損と、実際の欠損が一致しているかを確認することも必要です。

 

もし、見えていないことに気づかず日常生活を送っていると、
日常生活動作で危険が及んでしまう危険性が高くなります。

 

患者さんにも伝え、自覚してもらうように働きかけましょう。

 

また、診察の結果、網膜剥離と診断され、手術が必要だと判断された場合は、
入院までの間、運転をしない、歩行時は転倒しないように気をつける、
自宅で安静に療養するなど、具体的に説明をする必要があります。

 

手術が行なわれる場合は、術後は術式にもよりますが、
うつぶせ状態を維持することが必要になることがあります。

 

事前に十分な説明を行い、入院後は、患者さんと相談し、
物品の位置を決めて置くなどの環境整備にも気を配りましょう。

 

術後は、眼痛、頭痛、吐き気、炎症、眼圧上昇症状に注意しケアすることが必要です。