視野欠損ナビ【看護・介護サポート】

視野の観察

視野を観察する方法は、
「両眼視野を測定する方法」と「片眼視野を測定する方法」があります。

 

両目視野で行なう視野の観察は、
鼻側の視野については正確に測定できません。

 

ですから、大まかに異常がないかどうかを判断するときに用います。

 

細かくアセスメントする場合は、片眼視野も用いて、
確実にアセスメントをしたほうが確実です。

両眼視野を測定する方法

・患者さんと観察者は60cmほど離れて対面します。

 

・患者さんには、眼球を動かさないように
観察者(看護師)の顔を見続けてもらうように説明します。

 

・指先が見えたらすぐに伝えるように説明します。

 

・水平位の視野の観察をします。

 

 患者さんの耳の横に手を60cmほど離しておき、
徐々に指を観察者のほうに近づけ、見えたところで止めます。

 

 鼻先を0度として、指の位置と角度を測定します。

 

 両眼視野で180度が正常です。

 

 左右行ないましょう。

 

・上側の視野の観察をします。

 

 頭頂側に指を置いて、徐々に観察者側に近づけます。

 

 見えたところで手を止めて、水平位を0度として角度を推定します。

 

・下側の視野の観察をします。

 

 眼から60cm離した指を、患者さんの顎の下から観察者の体方向に近づけていきます。

 

 見えたところで手を止めて、水平位を0度として角度を推定します。

片眼視野を測定する方法(観察者の視野が正常でなければ行うことができません)

・患者さんと観察者が60cmほど離れて対面し、向かい合っている眼を手で覆います。

 

 患者さんが右眼を覆ったら、観察者は左眼を覆います。

 

・患者さんには、覆っていないほうの眼で看護師を見て、
眼球を動かさないように説明しましょう。

 

・指先が見えたらすぐに伝えるように説明し、
指を患者さんと観察者の中間位(60cmほど離れているので30cmほど離れた位置)に置き、
視野の外側から内側に向かって指を動かします。

 

・上記の腱sを右上下、左上下と4回行い、患者さんと観察者の視野を比較します。

 

 観察者が見える時点で、患者さんも見えていれば正常であることが分かります。

 

 しかし、観察者の視野に異常がある場合は、正しい観察ができません。